51 FW
(CW)
1970年代まで 韓国烏山に駐留する航空団は、第51混成航空団”51CW”と呼ばれていた。他の航空団が戦術戦闘航空団(TFW)と呼ばれていたにもかかわらず、何故ここだけが”CW”なのか判らなかったが、一時は戦闘飛行隊は1個(36TFS)しかない小世帯であった為である。

 那覇から韓国に移動してきたのは1971年、このときは第51空軍基地付属航空団という中途半端な航空団名がつけられていた。1974年9月に19TASS(戦術空軍支援飛行隊)を傘下において この時点から混成航空団と呼ばれるようになった。当時極東で唯一のF-4Eを装備していたので、私にとっては憧れの部隊だった。また19TASSも ダークグレーをまとったOV-10ブロンコを運用後に、またまたレトロなOA-37を装備するなど航空マニアにとっては、実に美味しい航空団だった。51CWはその後フィンチップを”青”に染めた497TFSを加えて、F-4E 2個飛行隊となり 漸く51st TFWに昇格(?)した、1982年1月のことである。
 現在は、F-16C/D装備の第36戦闘飛行隊(36th FS)とA-10装備の第25戦闘飛行隊(25th FS)、支援飛行隊を含め 第51戦闘航空団(51st FW)となっている。
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